柔道整復師とは、厚生労働大臣が認定した国家資格を持ち、打撲や捻挫、挫傷(筋、腱の損傷)、骨折および脱臼などの施術をする職業。
柔道整復師になるためには、「柔道整復師の学校」で3年間(柔道整復師の大学では4年間)通い、学校の必要単位を取得し、卒業する必要があります。
卒業後に国家試験を受験し、合格すれば柔道整復師になることができます。
柔道整復師が施術を行う接骨院/整骨院および治療院は、公的に認められた機関であり、患者は保険医療機関と同じように保険証でかかることができます。
昨今では介護保険制度の中で、ケアマネジャーや機能訓練指導員として福祉分野においても貢献しています。
平成20年末現在の柔道整復師の資格をもつ就業者は43,946人で、昨年に比べ5,253人(13.6%)増加している。
10年間で、50%以上増加しているのが分かる。
急激に増えたのは、専門学校の増加により国家資格を受けられる人数が圧倒的に増えたためである。
平成20年度における「柔道整復の施術所」は34,839か所で、前回の調査に比べ4,052か所(13.2%)増加している。
こちらもこの10年間で増加した割合が50%以上だということが分かる。